びっくりした

携帯の目覚ましがいま鳴った。
ああ、そうだ。昨日、締め切りの原稿があるのに猛烈に眠くて、3時半に起きてやろう、などと絶対にできるわけがないことを自分に約束して、案の定しっかりと止めて二度寝&熟睡したのだった。
で、その原稿をさっき書き終えて、放心していたらいきなり目覚ましがなってびっくりした、というわけ。
しかし、先月あたりから俺は、会う人ごとに「修行しますから」などと言っていた。それは俺のいつもの癖で、「人に宣言することで自分を追い込む」というやり方なんだけど、まあ今回は「修行」という言葉の響きに憧れたんだよな。
そういう年頃なんだよ、30代前半って。たぶん。
無駄に資格をとりたくなったり、普段参加してないバスケにいそいそと出かけてみたり。
で、「修行」の一環として、「仕事は毎日少しずつ消化する」ことを自分に課していたけれど、それは朝3時半に目覚ましをかけるのと同じぐらい、俺にとっては意味のないことなんだろう。それで今夜はヒイヒイ言っていた。
それでも俺は毎日、守れるわけもないマニフェストを自分に掲げては、悦に入っている。心配な区政だ。