『ファインディング・二毛作』

というネタを考えたのだが、どうだろう? まだ内容は考えていないのだが。
で、『ニモ』を昨日、観てきました。あの、聞きたいんだけど、ニモって、可愛い? 人面魚でしょ、あれ。いやいや、画期的だと思うよ、人面魚が大挙して出てくる映画なんて。人面魚のインフレ状態で、これじゃもうニュースにならないね。人面魚をそっとしておいてあげよう、そう思った心優しい人たちが作ったに違いない。
内容はね……『魚囚ニモ』、かな。心ならずも牢獄に収容されたニモが、自らの無実を晴らすために決死の脱獄をこころみる男のロマン。牢獄で待ち受けていたのは、地獄の日々であった。囚人同士で日常的に行われる理不尽ないじめ。嗜虐心あふれる看守たちによって、ニモの肉体には夜な夜な辱めを加えられる。迫り来る刑の執行まで、果たしてニモは生き延びることが出来るのか? 不可能と思われた脱獄計画は成功するのか? そして、ニモの無実を信じる父マーリンによる奪還計画は成功するのか? アメリカ本国ではサマーシーズンに公開された本作が、日本では正月公開になったのはたぶん、「やっぱ年末年始には、『大脱走』だよね」と大半の人が思っているにも関わらず、最近ではめっきりテレビでやらなくなってしまったことへの、熱い反抗心のあらわれなのだろう。