今日のお仕事

ウチの会社で準備しているドラマのための子役オーディション。
それと並行して、別の組のエキストラ集め。
そして、調子の悪いマックの面倒をみる。
つまり、あれだ。俺は会社員であり、かつ小さな会社の中での若手(いや、年齢がじゃなくてね)というのは、雑用をどっさり任せられるってことだ。
きっと、世の中のサラリーマンはもっと大変なんだろうから、愚痴を言うのはやめよう。
ただ、俺は向いてないな、と思うだけ。自分のやりたいことだけやるために、なぜかやりたくないことをやらなくてはならないというのが俺の立場だ。
悪いことは続くもので、みんなが帰ったあとも残業してたんだけど、会社の鍵を持ってないことに気づき、結局Mさんに戻ってきてもらった。
帰りに餃子をおごってもらった。そのときついでに次の助監督企画会議の話など。
いつか、みんなが監督になったとき、「昔はあんなこともやったなぁ」と回想するのだろうか?
というか、我々に未来はあるのか? ……映画業界を見渡すと、誰もがそう呟いてしまう。