やっぱり大推薦しておくよ
『世界の中心で、愛をさけぶ』は、可もなく不可もない人畜無害な映画とは違う衝撃的な力があると思う。
人はそれを「ツッコミどころ」と言うのかも知れないが……。
- 大沢たかおは、柴咲コウを探しに行ったはずなのに、昔のテープを引っ張りだして町をウロウロするだけ。
- 台風のニュースをやっているのに、柴咲コウは傘もささずにずぶぬれ。
- 実は過去に柴咲コウは大沢たかおに会っていたことがラストに判明するが、二人ともそれを知らずにつきあっていたのか? 出身地の話とか、昔の話とかで、その話題は出てこなかったのか。
- オーストラリアのウルルとかいう土地に行かないですませたのは、撮影の許可が下りなかったからなのか。
- 長澤まさみの病室に誰も見舞いに来た形跡がない。
- 長澤まさみの父親は、無断外泊に連れ出したことで森山未來を殴るが、その後病院に来たときには、打ち解けて泣き言を吐いてみたりする。弱っ。
- 山崎努は、好きだった女の骨を森山未來たちに墓から持ってくるように指示するが、それを小学生が真似たらこの映画は『バトロワ』のように糾弾されるのだろうか?
また観に行こうかな。