ロボットには家族はいないから簡単に戦場に送れる、という論理

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http://www.excite.co.jp/News/computers/20041206174100/1206.Technology20041206301.html

「これは来たるべき未来を暗示するものだ。理にかなっている。こうしたロボットには、手紙を出すべき家族もいない。ロボットたちは恐れを知らない。兵士を送り込むのが難しい場所にも配備できる」とパイク氏。

実は、戦闘で恐ろしいのは、殺されることではなくて、殺す相手から最後に投げかけられる視線であったりする。それを、とある本では、「憎悪の風を浴びる」と表現していた。それを避けるためならば、兵士は命令に背いてでも銃口を空に向けることがあるという。
ロボット兵士を必要としているのは、そういう「憎悪の風」を知らないままに戦争を遂行したい連中で、つまりそれは、「あのロボット兵士たちが感じないものは、存在しないものなんだ」と自分たちを言いくるめることで、敵の兵士たちが感情を持った人間であることを否定しようとすることなんじゃないのか?
みんな怖いんだ。