ふと思ったことのメモ

味覚に関する表現で、「奥行きのある味わい」とか「深みのあるコク」とかいう表現があるけど、これってどういうんだろう。味覚が空間知覚と結びつくっていうのは、他の言語でもあることなのかな? などと思ったのは、空間知覚の優位をそんなところにも感じるから。いや、違うな。言語表現における空間知覚表現の優位、かな。
それ自体は問題でもなんでもないけど、言語表現によって他の表現について語るとき、そこで抑圧が生じるんだよな(映画批評とか音楽批評とかね)。抑圧への欲求もあるし。きっと複雑すぎるものは、人を混乱させるからなんだろうな。
でもどんな複雑なものでも、人はそれを味わうことはできる。そう、味わうこと、それがいまのテーマなのだが……。自分の表現と、どう結びつくのかまだわからない。
などと青臭いことを新年早々言ってしまうのは、思春期だからです。それがなにか?