家族のことなど考える

昨日、仕事で東京に来ていた祖母と食事をした。最近、母との仲がうまくいっていないらしい。
幸せな家庭はほぼ一様だけど、不幸な家庭はそれぞれに違う、だっけ? 『アンナ・カレーニナ』の冒頭で、トルストイはそんなことを書いてるけど、どうなんだろう?
わかんないな。
こんなとき、頭の中をグルグルまわる歌は、「Always Look on the Bright Side of Life」だ。『ライフ・オブ・ブライアン』のラスト、十字架にかけられた無罪のブライアンに向かって、隣の十字架にかけられた罪人がこれを歌いだす。これ以上にない悲惨な状況で、その当事者がふざけた歌を歌うこの場面が、俺は大好きだ。そして、この歌を収録したCDが、当時亡くなったばかり(だったと思う)のグレアム・チャップマンに捧げられているというのが、また泣かせるぢゃないか。
いや、別に大した状況じゃないですよ、俺のほうは。