最近、映画のこと書いてないので

やる気を見せずにズラズラと。
『勝手に逃げろ/人生』@バウスシアター。今年二回目。
『新ドイツ零年』@バウスシアター。またバウスかよ。ゴダール大好き!
シン・シティ』@バウスシアター。手先か? 身内か? 劇場側も俺を身内と思って欲しい。映画自体は、切り株派にもオススメできる内容ではないか? 切り株を観たい!という監督の気持ちが伝わってきた。あと、エロいお姉ちゃんをたくさん現場に用意することに意義を見出していたんだと思う。
シンデレラマン』@新宿ジョイシネマ2。おお、やっと新宿。カミナリにうたれると骨が透けて見えるよね? え? 見えない? 殴られると見える? 組合運動をしていると死に、ボクシングをしていると生き残る、という映画。数年前に流行った英国の労働者階級映画と比べてみたいね。それを適当に「俺の考えたアメリカ論」として発表したい。「現代詩手帖」に。
『アワーミュージック』@シャンテシネ1。仕事のついで。冒頭の空港の場面、足元をとらえた移動撮影に、「おや? なんかゴダールっぽくない、ルーズな画だなぁ」と感じ、その印象は全編にわたってあった。パーペキな画だけで、出来上がっている印象が、最近のゴダールにはあったからね。ゴダールが講演している場面、オフで学生たちの雑談や笑い声が聞こえる。自虐ネタ? いいかげんな連想だけど、アドルノの晩年のエピソード*1を思い出した。ゴダールが黙ってしまうのは、ムッとしたから?(インタビュー読むと、違うんだけどね) なんか、それがギャグに見えるところに、ゴダールの人柄が出てるなぁ。

*1:女子学生に胸を見せられたってやつ