物欲が止まらない

それは仕事から逃避しようとしているから。
ああ、またしてもカードで本とCDを買ってしまった。刹那の快楽に逃避して……いや、反省するのはやめよう。
だって、二ノ宮知子のマンガはやっぱり面白いんだもん。
『天才ファミリー・カンパニー』1巻と2巻購入。主人公の勝幸はいつもどおり「クールビューティー」(って男にいうか?)。でも女の子が主人公じゃないぶん、「萌〜」な感じは少ないかな。「勝さま〜」みたいな感じが少なく、苦悩が前面に出ている。そこが「若い人に向けて描いたお話です」とある所以か?
2巻で、京子とアミィがおでん屋でくだを巻いている場面、アミィが京子の好きな男が「くらくって冷たくってお金好きのサラリーマンみたいな人ぉ」だと聞いて、「なにそれ〜、キョーコってそーゆー人が好きだったのォ〜!?」と尋ねると、京子はちょっとすねたような表情で答える。
「ううん。大キラ〜イ。ぜんぜん気ィあわないし〜」
そして表情をやわらげて「でもね〜、なんか好きなのよね〜」と続ける。
これこれ。わかるな〜。
だけど面と向かうと、「あなたのどこどこが好きで」って言いたくなるんだよな。