『ブルース・オールマイティ』

昨日、MKティと一緒に観にいきました。MKティという呼び名は、ミキティのようだけど、由来はもっと深遠です。イエティから来ているのです。こないだ、テレ朝でヒマラヤにイエティを見つけに行く番組をやっていましたが、実は千葉にいるのです。
でも、そんなこと、この映画の神様は気づいていないでしょう。どうやら神様というのは、町ごとにいるみたい。モーガン・フリーマン扮する神様は、その能力を一時的にジム・キャリーに授けるんだけど、その範囲は主人公の住んでいる町に限定されてるみたいで、確かにニュースの中で日本で異常な洪水に見舞われているんだけど、でもテレビの情報っていうのは全部フリーメイソンによって操作されてるからね。信じちゃ駄目。真実は映画の中だけにある。で、この映画によれば、中世の暗黒時代は神様がバケーションに行ってたから、なんだそうだけど、なるほど、やっぱり神様というのは地球規模ではなく、ローカルな存在なんだな。
壮大な規模の妄想を抱いている男に、神様の能力を与えると、引き起こされるのは世界大戦である、という反省を踏まえて、この映画の神様はしょうもない欲望しかもたない小市民であるジム・キャリーを選んで、人々を啓蒙することにしたのでしょう。
結論……好きな女の気をひきたかったら、大怪我して入院してみろ。あれ? あ、違った。みなさん、献血しましょうね、だった。