アニメ嫌い

だってさ、例えば商店街のイベントで、アニメのキャラクターの着ぐるみを見ても、「本物だ!」とは思わないでしょ?
子どもの頃、西荻北口の東京ガスのガス展に行くのが楽しみだったんだけど、それは、そこでゴレンジャーショーがあったからなんだよね。本物のモモレンジャーに会えるんだよ!(ちなみに、いまでもショーの内容をおぼえている。モモレンジャー役の女性(まだ生身ね)が、悪役に縛られてベルトコンベアーに乗せられ、倉庫の後ろに連れて行かれる。と、なにか悪役にとっての不測の事態が生じて、さっきの女性がモモレンジャーに変身して舞台に再登場! 俺、小学生低学年だったと思うけど、俺の性の目覚めってこのショーだった気がするんだよね)。
一方、ドラえもんショーとかに行くと、着ぐるみののび太がいたりして、「それって、頭でかすぎじゃん!」とか腹が立って仕方がなかった。
結局、今でも実写作品が好きなのは、「現実と区別がつかなくって素敵!」という一点につきると思う。現実とフィクションを冷静に区別をつけて生きるような大人にはなりたくないね。